長野県企業局発電所

西天竜発電所・西天でんでん広場

南信

西天竜発電所(にしてんりゅうはつでんしょ)は、諏訪湖から天竜川に流れ出た水を岡谷市川岸地籍から取水して、天竜川右岸の辰野町から伊那市に至る台地上の耕地約1,109ヘクタールにかんがいしている西天竜幹線導水路(約25キロメートル)の末端に建設したものです。

非かんがい期での発電が主でしたが、平成30年2月からの大規模改修工事によって小型に改修し(1台→2台)、かんがい期でも運転が可能になっています。

「地域に開かれた発電所」を目指し、敷地の一般開放、避難場所としても活用いただける防災機能、自然エネルギーについても学べる「西天でんでん広場」として整備しました。

発電所情報

所在地 長野県伊那市
最大出力 3,200kW(1,600kW×2台)
最大使用水量 5.56㎥/s
最大有効落差 63.95m
型式 水路式
水車型式 横軸フランシス
運転開始 2021年度