ダム情報

ダムの役割とは

ダムには、主に4つの役割があります。水の量を調整して水害から人々を守る「治水」、暮らしや社会に必要な水(水道用水、工業用水、農業用水)を確保する「利水」、川や周辺の動植物の生息環境のために流水を清浄にする「環境保全」、そして水が流れる自然な力を使って電力をつくる「発電」。長野県企業局では、高遠ダム・菅平ダム・湯の瀬ダムの3つのダムを管理しています。

企業局管理ダム

高遠ダム

ライブカメラ映像

高遠ダムライブカメラ

※本画像情報は10分毎に更新されますが、システム上、回線の状況によって更新時間が遅れる場合があります。このため、本画像情報と実際の河川・道路状況は異なる場合がありますので、ご注意ください。

放流情報

放流情報

全流入量
m³/s

全放流量
m³/s

現在の水位
m

現在の放流量
m³/s

ダム天端
755.9m
サーチャージ水位
754.5m
最低水位
752.3m
放流情報
高遠ダム 10分諸量表
流入量(m³/s)
放流量(m³/s)
流域平均雨量(mm)
流域平均累加雨量(mm)

高遠ダムは国土交通省美和ダムの下流約2kmの地点にあり、美和発電所の発電放流と山室川の流水を貯水し、発電やかんがい用水に利用しています。
発電用水は、約10kmの導水路トンネルを通って、高遠ダムから春近発電所に水を送り発電します。発電量は一般家庭約26,000世帯分の電力となります。かんがい用水(農業用水)は、天竜川より東側の耕地約2,500ヘクタールで使用されます。
また、平成18年12月27日から毎秒0.96立法メートルの河川維持放流を実施しており、平成29年4月1日からこの放流水を利用し、高遠発電所(愛称:高遠さくら発電所)の運転を行っています。

お問合せ

高遠ダム管理所

0265-94-2210

菅平ダム

菅平ダムは、神川総合開発事業(発電・上水道)として、全国有数の少雨地帯である上田・小県のかんがい用水確保を主目的に、昭和41年から昭和43年にかけて、菅平発電所とともに建設された利水ダムです。
菅平高原の標高1,100m付近に位置し、集水面積は約32km2。かんがい中心のダムで治水容量を持っておらず、年間を通して常時満水位(1,139.5m)まで貯水できます。

菅平ダム

お問合せ

菅平ダム管理所

0268-74-2177

湯の瀬ダム

ライブカメラ映像

湯の瀬ダムライブカメラ

※本画像情報は10分毎に更新されますが、システム上、回線の状況によって更新時間が遅れる場合があります。このため、本画像情報と実際の河川・道路状況は異なる場合がありますので、ご注意ください。

湯の瀬ダムは、裾花川総合開発事業(治水・発電・上水道)として、昭和41年から昭和44年にかけて、裾花ダム(長野県建設部)、裾花発電所とともに建設された逆調整池用のダムです。裾花発電所で発電に使用した水をいったん貯留し、発電放流量の変化を抑え、水量を一定にして下流へ流す役割を担っています。

湯の瀬ダム

お問合せ

北信発電管理事務所

026-283-7041