電気事業の利益で地域貢献を

電気事業の利益の一部は、一般会計に繰り出すことにより、県立学校へのICT機器(電子黒板やタブレットなど)の導入や、県立美術館等の件施設の照明など環境対策設備の設置、障がい者スポーツの環境整備、県内の企業等が行う再生可能エネルギーの事業化などを支援しています。

県立学校へのICT機器導入

次代を担う子どもたちの教育環境を充実させるために、県立高校への電子黒板、タブレットといったのICT機器の導入を支援しています。

県内公共施設への環境対策支援

令和3年4月にオープンした長野県立美術館といった県施設に、照明など環境対策設備の設置を支援しています。

  • 長野県立武道館

  • 長野県立図書館 信州・学び創造ラボ

  • 長野県立美術館

障がい者スポーツの環境整備

「こどもの未来支援基金事業」を活用して、ボッチャ競技大会を開催しました。

「水の恵みを未来へつなぐ交付金」による支援

「水の恵みを未来へつなぐ交付金」によって、水力発電所立地市町村が先端技術等を活用して行政サービスを高度化し、地域課題の解決を図る取組を支援します。また企業局として、当該市町村等と連携した事業の創出を目指しています。

地域貢献活動報告

地方創生推進のための取組支援(H30~)総額約16億円(令和4年度末時点)

県が行う地方創生推進施策を支援するための繰出しを行っています。県立学校のICT機器(Wi-fi、タブレットPC、電子黒板等)の導入や、県立長野図書館の「信州・学び創造ラボ」の整備などに活用されています。

こどもの未来支援基金(H28~)総額約2億円(令和4年度末時点)

将来の長野県を支える人材の育成を支援する「こどもの未来支援基金」に繰出しを行っています。基金では、これまで県内大学修学奨学金給付、児童養護施設入所児童の科学体験学習助成、障がい者スポーツの振興、県立長野図書館の科学技術関連資料の整備、高等学校等が実施する課題解決的な学習活動や海外研修等、様々な事業を実施・支援しています。

県の先導的な省エネルギー対策支援(H29~R2)総額2億円

長野県立大学、県立美術館、東山魁夷館、県立武道館等の県有施設のCO2排出量削減に資する断熱化、照明のLED化等を支援しています。

自然エネルギー地域基金(H26~28)総額5億円

ソフトからハードまで、地域の自然エネルギー事業を一貫して支援する「自然エネルギー地域基金」に繰り出しを行いました。これまで20か所以上、合計1,000kW以上の発電所が稼働しています。

次世代に引き継ぐ信州の森林(もり)づくり支援事業(H27~H29)総額約2,700万円

豊かな水資源を次世代に引き継ぐため、ダム上流等の奥山水源林の整備を支援する「次世代に引き継ぐ信州の森林(もり)づくり支援事業」に繰り出しを行いました。

2018信州総文祭(第42回全国高等学校総合文化祭)(H30)1,000万円

長野県では初の開催となった「第42回全国高等学校総合文化祭」の、自然科学部門を支援しました。

第67回全国植樹祭(H28)1,000万円

長野県で52年振りに開催された「第67回全国植樹祭」に繰り出し、植樹用苗木購入等に活用されました。