裾花発電所
北信
裾花発電所(すそばなはつでんしょ)は、裾花川総合開発事業(治水・発電・上水道)として、昭和41年から昭和44年にかけて、裾花ダム(長野県建設部)、湯の瀬ダムとともに建設された裾花ダム直下にあるダム式の地下発電所です。
裾花ダムへ貯えられた水を取水し、最大出力15,500kWの発電を行い、発電に使用した水は湯の瀬ダムに放流されます。
発電所は組立室・水車室・地下室の3層構造となっています。
写真の赤い部分が発電機、そこから下の白い部分が水車となっています。
トンネル約280mを通った先に発電所はあるので、温度変化が小さく、室温は年間を通して約20℃です。
発電所情報
所在地 | 長野市小鍋 |
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最大出力 | 15,500kW |
最大使用水量 | 18.00㎥/s |
最大有効落差 | 98.35m |
発電方式 | ダム式 |
水車型式 | 立軸フランシス水車 |
発電形式 | 三相交流同期 |
運転開始 | 昭和44年5月 |