長野県企業局発電所

豊丘ダム発電所

北信

 豊丘ダム発電所(とよおかだむはつでんしょ)は、須坂市に位置し、長野県建設部が所管する豊丘ダムからの流水の正常な機能の維持及び常時満水位の維持のための放流、並びに須坂市水道のために行われる取水に従属するダム式発電所です。
 令和3年4月に企業局へ移管され、設備の修理や出力増強を目的に大規模改修を行っていましたが、令和7年8月から運転を再開しています。
 水車は東北小水力株式会社、早稲田大学、秋田県が産学官で共同開発した「新型フランシス水車」を豊丘ダム発電所向けに設計し、商用として日本で初めて採用しました。

発電所情報

所在地 長野県須坂市
最大出力 178kW
最大使用水量 0.4㎥/s
最大有効落差 56.4m
発電方式 ダム式
水車型式 新型フランシス水車
運転開始 令和7年(2025年)8月