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長野県企業局の「人」を知る

若手職員からベテランの職員まで、応募の経緯や仕事のやりがい、将来の目標、また長野県企業局の働く環境についての生の声をご紹介します。

“発電所が無事動作したときは
達成感とやりがいを感じます”

柿本 陸

北信発電管理事務所/平成28年度採用

ー職員を志望した経緯は?
生まれ育った長野県のために、学生時代に学んだ知識を少しでも活かしたい、恩返しがしたいと思ったことが一番の理由です。
学生時代に電気を専攻していたこともあり、水力発電所やダムの管理に興味があったので長野県の電気職を志望しました。

ー現在の仕事は?
水力発電所・ダムの維持管理及び新規発電所建設工事の発注・現場監督を行っています。
自分が設計した工事が無事竣工し、現場が通常どおり動作したときは達成感とやりがいを感じます。特に印象に残っているのは、裾花発電所の大規模改修工事を担当したことです。発電所の出力を14,600kwから約15,500kwに上げ、水車発電機設備の一部電動化工事を行いました。

ー仕事のやりがいは?
企業局の職員でもなかなか経験できない業務を2か所目で担当させていただき、プレッシャーとやってやるぞという使命感で取り組みました。
分解箇所を常に図面で色を塗って整理したり、現場担当者さんの作業を間近で見ることで、自分の知識を深めるとても良い機会になりました。
今年2月3日に無事営業運転したときは、会話ができないくらいの元気な機械音を聞けて、安堵感と達成感に満たされるともに、とてもやりがいを感じました。

ーワークライフバランスは?
企業局ではスマートフォンやモバイルPCが各自に配布されるため、テレワークやWEB会議などの環境が整っています。
また、時差勤務や年次休暇を取りやすい雰囲気で、自分の好きなことや趣味でリフレッシュできています。

ー将来の目指す姿は?
今は、どの業務でも周りの先輩や上司に頼ってばかりですが、「柿本に任せておけば大丈夫」「柿本さんにまずは聞いてみて」と誰からも信頼され、頼られる職員に一日でも早くなれるよう、日々勉強してます。    

“自分の業務に集中できる、
柔軟な職場環境が魅力です”

伊達 葵

南信発電管理事務所総務課/令和2年度採用

ー職員を志望した経緯は?
大学在学時に県外に行く機会も増える中で、長野県の豊かな自然や文化に魅力を感じ、生まれ育ち愛着のある長野県の更なる発展のために尽力したいと思いました。また、業務内容が多岐にわたる県職員として経験を積むことは、自身の大きな成長にも繋がると感じたことが理由です。

ー現在の仕事は?
建設工事の契約等の工事事務、発電所建設・維持に必要となる用地取得等の事務、発電所見学会等のイベント開催に関する業務に携わっています。
工事事務では、工事の発注から支払いまで、一連の事務手続きを法令に基づいて適切に行えるようにしています。
用地事務では、用地取得のため、一般市民の方にどのように説明すれば理解していただけるか、試行錯誤しながら取り組んでいます。
イベント関係では、関係者で話し合いながらチラシやパンフレット等を作成し、イベントが滞りなく開催されるよう励んでいます。

ー仕事のやりがいは?
事務関係の業務は法令や要領に基づいているものがほとんどで、覚えるのに苦労しています。特に人を相手に説明をする業務では、自分自身がその根拠となる法令を覚えるだけでなく、理解している必要があります。根拠となる法令を自分自身でかみ砕いて理解し、理解していただけた時には達成感を感じます。

ーワークライフバランスは?
時差勤務の形態が選択できるため、周囲の職員より1時間早く出勤し、その分1時間早く退勤するなどの工夫をしています。人が少ない時間に自分の業務に集中して取り組めるため、自分にあった働き方だと感じています。また、有給休暇や夏季休暇も取得できるため、ワークライフバランスはよいと思います。

ー将来の目指す姿は?
行政職は非常に幅広い業務を経験できるため、多くの経験を積み、様々な分野で活躍できる人材になることを目指しています。

“ライフラインに直結する仕事。
やりがいと共に責任感を感じます”

山口 裕暉

川中島水道管理事務所/平成26年度採用

ー職員を志望した経緯は?
大学で電気電子工学を専攻していたこともあり、学んだことを活かせる職種を志望していました。また、地元の長野県で就職できればということも考えていました。その中で県職で電気職の採用があることを知ったのがきっかけです。

ー現在の仕事は?
水道施設を管理する事務所で、浄水場や配水池、ポンプ場などの水を送る各拠点にある電気・機械設備の改良工事、維持修繕などの担当をしています。浄水場には全拠点を集中監視する装置がありますが、故障や異常があったときは警報が鳴るので、必要に応じて現場対応もしています。

ー仕事のやりがいは?
住民生活に欠かせないライフラインに直結していますので、やりがいを感じる一方で責任感も強く感じています。現場作業では細心の注意を払って行いますが、何事もなく一仕事終わるととても達成感を感じます。

ーワークライフバランスは?
仕事とプライベートの時間配分を適正化するため、限られた時間で効率的に仕事をすることが求められて来ていると思いますが、企業局ではモバイル環境の整備を率先して行っていることもあり、場所にとらわれず仕事をできる環境が整っていると思います。現場作業も多いのですが、事務所に戻らないと仕事が進まないということがなく、スキマ時間で事務作業をしたり、別の現場の進捗状況を電話で確認することもできます。事務所の人員も限られていますので、業者さんの手も借りながら、可能な範囲で多くの現場を動かすように取り組んでいます。

ー将来の目指す姿は?
技術職採用なのでプロフェッショナルと呼ばれるような技術力を身に着けられればと思っています。日々の業務をこなす上では他にも重要なことは沢山ありますが、施設管理する上で根本的に重要なのは技術を理解して使いこなすことだと思います。先輩職員には経験や知識が豊富な方々が多くいますので、参考にしながら力を付けていきたいと思います。

“プロジェクトを作り上げる達成感を
肌で感じることができる仕事”

片岡 里仁

中央制御所/令和2年度採用

ー職員を志望した経緯は?
人のためになる仕事をしたいという思いがありました。県職員の前は別の仕事をしていたのですが、民間企業では人のためというより、会社の利益を優先しなければならない場面が多くありました。県職員の仕事は公平さが求められ、自分の利益ではなく、県民のために働くことができるという部分に魅力を感じました。

ー現在の仕事は?
中央制御所では、企業局で所有している水力発電所の運転・監視を行っています。川やダムの水というのは自由に使えるわけではなく、様々な制約やルールが存在します。また、自然を相手にしているので天候によっては刻一刻と状況が変わります。そういった中でいかに効率的に発電するかを考え、計画を作成するのが主な業務の一つです。
また、発電所にはカメラや様々な計測器がついているので、異常がないかチェックを行ったり、日々のデータを報告書に取りまとめたりといったことを行っています。

ー仕事のやりがいは?
自然エネルギーが注目され、現在企業局は追い風となっています。新規発電所の建設やAIを活用した流入量予測、次世代に向けたシステムの構築など様々なプロジェクトが進んでおります。
若手のうちからそういったプロジェクトに関わらせてもらうことができ、一から作り上げていく様子を肌で感じることができるので、面白さとやりがいを感じます。

ーワークライフバランスは?
1~2年目は目の前の仕事に追われ、余裕がなかったのが正直なところですが、徐々に仕事にも慣れ、自分なりに優先順位をつけて仕事をこなせるようになってきました。テレワークの環境も整っているので、積極的に活用しプライベートの時間を増やすのが今後の個人的な目標です。

ー将来の目指す姿は?
ここ数年で電気をとりまく環境は大きく変わり、企業局も大きく舵を取りました。特に長野県企業局は他の県と比べても一歩進んでいると感じます。先輩職員を見ていても様々なところへアンテナを張り、時代の先を見据えて仕事をしています。私も時代を先取りし、新しいアイデアを出せるような人材を目指したいです。

“プライベートでも
長野県の魅力を世界へ発信したい”

櫻山 茂昇

上田水道管理事務所/平成28年度

ー職員を志望した経緯は?
私は社会人採用枠で入庁しました。民間会社でもインフラの建設や維持修繕の仕事をしていました。よりよいインフラを構築し住みよい社会を創造したいとの思いから発注機関である県での仕事を目指し念願が叶った形となりました。

ー現在の仕事は?
主に坂城町の千曲川右岸側にある水道施設の維持管理を行っています。新規の配水管布設工事もありますが、メインは老朽管した基幹管路の布設替工事を実施しています。その他に漏水事故対応や防災訓練等もしています。

ー仕事のやりがいは?
様々なインフラの中でも最も大切な水を作り配る仕事です。しかし、施設の老朽化や職員の減少などにより水道事業は大変な局面にあると思います。大変厳しい状況ではありますが、県民の皆様の暮らしをダイレクトに支える使命感や達成感は他の職場よりも大きいと思います。

ーワークライフバランスは?
業務は工事の設計・監理や事故対応など多忙を極めていますが、その中でも企業局はテレワーク用の機器が整っているのでプライベートの予定も立て易いと思います。
プライベートでは、Team長野というバイクチームを立ち上げ、世界選手権でもある日本最大級のバイクレースに挑戦し、長野県の魅力を世界に発信するとともに、地域のイベントなどに参加し、長野県を盛り上げています。

ー将来の目指す姿は?
最初の目標である「住みよい社会を創造」する技術者になりたいです。そのためには前例や垣根にとらわれず色々なことに挑戦して行きます。

“山岳県の信州にふさわしい
水力発電の仕事に誇りと感謝を”

田切 宏美

南信発電管理事務所 所長/平成2年度採用

ー主な仕事内容は?
現時点で、長野県企業局は県内23カ所の水力発電所と三つのダムの運転管理を行っています。
このうち、南信発電管理事務所では18カ所の水力発電所と高遠ダムの管理を行うとともに、再生可能エネルギーの供給拡大に向け新しい発電所の建設や既設発電所の出力アップ改修工事にも積極的に取り組んでいます。
新規発電所の建設は、開発可能性の調査や建設適地の選定、地元関係者への説明等、工事発注までに乗り越えなくてはならない課題が山ほどあり、完成までに数年を要する一大プロジェクトになります。

ー仕事をする上で大切にしていることは?
日々の仕事は”明るく楽しく前向きに”をモットーに、職員一人一人が達成感を得られるような取り組みをサポートすることを心がけています。やはり、何事も前向きでないと話が発展しませんし、仕事をやらされている感があると楽しくないと思います。
またコミュニケーションも非常に大事です。よく風通しの良い職場という言葉を耳にしますが、職場内での情報共有は、仕事を円滑に進めるのに必要であるほか、安全面や危機管理上も不可欠なものです。
最後に”過去に学ぶこと”。
よく前例踏襲の悪癖のように言われることもありますが、我々のように発電プラントの維持管理を行っていく上では非常に重要なことであり、”学んで次に活かすこと”がなによりも大切です。

ーワークライフバランスは?
よく遊びよく働く。私生活と仕事にメリハリをつけ、どちらも楽しむのが理想です。そのためにも、ぜひ仕事以外に打ち込める趣味を持っていただきたい。
週末のご褒美(にんじん)が待っていると思えば、段取りよく仕事をこなすことができるのではないでしょうか。
私自身は、山登りを趣味とし年間を通じてアウトドアを楽しんでいますが、信州を観光地として外部に発信する以前の問題として、ぜひ地元の皆さんに自ら信州を楽しんでいただきたいと常々感じています。
企業局は県の中でもiT化が進んでおり、テレワークや時差勤務など、ワークライフバランス実現に向けた環境に恵まれていると思います。

ー志望者への応援メッセージ
ご存じのとおり、水力発電は明治時代から続く古典的な発電方式で、東日本大震災が発生する以前は、火力や原子力に押され非常に地味な存在でしたが、震災以降のエネルギー事情の劇的な変化や、ゼロカーボンの流れの中、再び脚光を浴びることとなりました。
数ある再生可能エネルギーの中でも、発電所建設から運転までを考慮したライフサイクル期間における評価で、最も二酸化炭素を排出しない発電方式が水力発電と言われています。
私は、環境価値も高く山岳県の信州にふさわしいこの水力発電に携わっていることに誇りと感謝の気持ちを持ちながら、日々の業務に携わっています。
(技術職志望の皆さん。)一緒に、信州産の自然エネルギー創出に携わってみませんか!

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