防災

災害から守るために
地域と連携した取組を
行なっています

防災への取組

災害時に重要なライフラインである水道水の供給ができるよう、
地域の応急給水設備「安⼼の蛇⼝」を設置し、いざという時に利用できるよう、
地域の皆さんとともに防災訓練を実施しています。
また、井戸から汲み上げた水道原水から製造したペットボトル入りの飲用水を、
災害時における飲料水の補給手段として活用しています。

「安心の蛇口」の設置

病院や学校等、災害時の避難施設を重要給水施設と位置付け、これらの施設に通じる水道管の耐震化工事を行って、応急給水設備「安⼼の蛇口」設置を進めています。
豪雨や地震等の災害時に、周辺が断水になっても、“そこへ行けば必ず水が出る”という応急給水設備があることで、災害時に給水車が来られない場合も、地域の皆さまで給水を行っていただけます。

地域の防災訓練

大規模災害に備えた体制の整備・充実を図るため、水道用水を供給している地域と災害時の応急活動の連携に関する協定を締結し、関係団体の協力を得て総合防災訓練を実施しています。
被災情報の連絡体制の確認や、応急給水設備の操作といった実践的な合同訓練を実施し、災害対策の強化・向上に取り組んでいます。

災害時の水の活用

上田・川中島の各水道管理事務所では給水車を配置し、地震や災害の非常時における給水活動体制の充実をはかっています。
また、「モンドセレクション」3年連続最高金賞を受賞(2016~2018年)した「川中島の水」は、災害時における飲料水の補給手段として、企業局四ツ屋浄水場(長野市川中島町)の、地下約100メートルの井戸から汲み上げた水道原水により製造されたものです。
防災訓練や施設見学、イベント等の機会に飲料水の備蓄を呼びかけるためのPRにも活用されています。

災害が発生したときや発生する恐れがあるときに、企業局の発電所施設等を防災拠点として使用し、避難者を支援する「災害時における避難者の支援に関する協定」を市町村と締結しています。自立運転機能を持つ一部の発電所では、周辺一帯が停電になった場合でも電気を使うことができるため、災害時の防災拠点としても活用することができます。

西天竜発電所・西天でんでん広場

広場周辺が停電になった場合でも発電機が運転することにより、交流センターやEV急速充電器で電気を使うことができます。
災害時にも電気が使用できることから、交流センターは避難施設、芝生広場は避難生活エリアとしても機能し、地域の防災拠点として皆様の安全を支えます。
※EV急速充電器は常時ご利用いただけます。(保守点検時は除く)